2026年のラグジュアリーブランド業界はどうなる?
年明け最初のブログのテーマとして、ラグジュアリーブランド業界の展望についてをテーマに記載しようと思います。2025年のラグジュアリーブランドのアニュアルレポートが出ていないため、確定決算数値が分からない中ではありますが、恐らくLVMHが前年比の売上増加率フラットか若干のマイナス、KERINGがマイナス、リシュモンのみプラスでの着地が予想されています。
一足先に2025年の業界を振り返ってみると、各社アーティステイック・ディレクターの変更がありここ10年で最も動きの激しい年であったと言えると思います。ただ、新アーティステイック・ディレクターのデザインの商品が本格的に販売されるのは2026年からになるため、変更が功を奏したと言えるかの結果がでる年にもなると考えています。
個人的には、ジョナサン・アンダーソン下のディオールとジョナサンを失ったロエベがどうなるかという点に2026年は注目しています。その他ファイナンシャルな面から考えると、グッチは引き続き回復の傾向が見られず2026年も苦境が想定されます。
一方、2025年はM&Aの観点で見るとプラダグループによるヴェルサーチェ買収などもありましたが、規模は約2,000億円ほどであり買収規模としては小規模な部類と言え、大型買収がない年でもありました。2026年はアルマーニにの株式がどうなるか、というのとLVMHグループがそろそろ、大型買収を実施するのでは?と考えています。
LVMHグループは過去、約5年周期で大型買収を実行しており過去を遡ると2021年のティファニー、2017年のリモワ、2011年のブルガリがありました。そして5年後の2026年となる今年、買収するとしてどのブランドを?となるのですが、もはや独立系は限られており上記で挙げたアルマーニかあるいは独立系ジュエラーのグラフ、あるいはスウォッチ・グループ内で異色のハリーウィンストンなどを候補先としては注目しています。
今年も引き続きラグジュアリーブランド業界の情報発信をしていきたいと思いますので、ぜひご覧頂けると幸いです。
