コラム

最も役に立つ経理のテクニカルスキルとは?

最近、経理のなかで最も役立つテクニカルスキルは何か?と聞かれたことがあるので、この点をテーマに取り上げます。完全に筆者の独断と偏見によるものなので、雑学的な感じで読んで頂ければ幸いです。

対象の会社について

企業として日系大企業などを含めると連結や減損・減損など経理範囲が膨大になり絞れなくなるため外資系企業を対象とし、また併せて売上100億から1,000億弱程度の法人を想定しています。外資系でも1,000億円を超えてくる会社だと、経理部もかなり細分化されてくるので、最も役立つテクニカルスキルは何かというテーマにそぐわなくなるので外しています。

なお売上30億円以下になると今度は逆に一人当たりの守備範囲が広くなり、経理の分野についてある程度浅く広く知っている必要があるので、特定の役立つ経理のテクニカルスキルというテーマから外れてしまうのでそちらも対象から外しています。

役立つ経理テクニカルスキルは結局・・・

このような条件下で考えた場合、結論としては税金分野になるのかなと思います。税金分野というと固定資産担当者とセットになりやすい償却資産税や、給与関係の仕訳担当する方に関連する源泉税などももちろんその一部になります。

ただ、ここで述べている税金分野とはもう少し広く税金全般を指しています。具体的には、上記にプラスして法人税・事業税(外形標準課税含む)・消費税・事業所税を含んだ税金になります。

以前、外資系アカウンティングマネージャーのキャリアのブログでも税金分野の大切さを述べているので、そちらに関しては以下のブログもご覧ください。
https://tamura-cpafirm.jp/columns/accounting-manager/

税金分野は税務専門の知識が必要になることや、日常業務+年に1度の確定申告および税務調査の立会経験などによって経験が積み上げられていくため、どうしても習得にも時間がかかりスキルの希少性が高いためです。また、AR + 税金や Treasury + 税金GL + 税金など他の経理職務との親和性が高く汎用性が高い点も挙げられます。

私自身も昔スタッフとしてGL + 税金の担当だったこともあるのですが、その経験から考えると税金の組み合わせとしてはGLが一番相性が良いような気がします。

次回のブログでは、Account ReceivableとAccount Payableのスキルの優劣というテーマでブログ掲載予定です。