事業計画レヴューを公認会計士に依頼する価値とは?
事業計画について、公認会計士に依頼する価値とはいったいどこにあるのでしょうか?事業計画の策定ならまだしも、レヴューを専門家に頼む価値はないと思っていませんか?
一言で言うと、より合理的な事業計画にブラッシュアップが可能になるという点に価値があると考えています。どういう事かと言うと、事業計画が必要な場面としては、日本政策金融公庫等から融資を受ける場合、補助金の申請を受ける場合、投資家から資金援助を受ける場合の大きく3つがあると考えます。それぞれ、具体的に考えていきます。
1. 融資用の事業計画のレヴューについて
このケースが一番公認会計士レヴューの価値があると個人的には考えます。融資の際の担当者の視点としては、融資した金額の返済可能性が最重要でありこの点がしっかりしていれば問題ないと言えます。
逆に言うと事業計画の精度が甘いと、本当に返済が可能なのかという点に疑義がわくことになり融資がされない可能性が高くなります。この点、会計士は公認会計士監査の実務過程で、財務諸表のレヴューや監査調書の作成をとおして数値の妥当性の検証方法法について叩き込まれています。また将来数値に関しても、税効果のスケジューリングや監査計画の策定などで検討するケースが多く、この点でも経験を積んでいるため合理的な数値か否かの判断が得意と言えます。
2. 補助金の事業計画のレヴューについて
このケースも1.とほぼ同様になります。融資ではないので、返済可能性という観点では見ていませんが、一方で将来の事業の成長のための補助金かつ最終的には税金からの拠出になるため、事業の成長予測について精度高く見積もっているかが重要になります。上記のような性質から損益計算書の重要性が相対的に高いと言えます。
3. 投資家へのピッチ用の事業計画のレヴューについて
このケースについては、公認会計士はもちろんですがエンジェル投資家にレヴューを依頼するという方法もあります。エンジェル投資家に頼むメリットについては、どのような事業計画が投資家にとって魅力的かというノウハウがあるため、投資を受けやすい事業計画の作成が可能という点が挙げられます。
このケースで経験の浅い公認会計士に事業計画のレヴューを依頼すると、上記1や2の視点でレヴューを実施してしまい保守的な事業計画になってしまうケースが多々あります。この結果、投資家目線では魅力のない事業と映ってしまい、投資を受けられない可能性があります。そのため、この3.のケースについては、公認会計士に依頼する際は過去の投資家ピッチ用の事業計画レヴューの経験や事業会社での経営企画の経験などを確認したうえで、依頼するのが良いと思います。
弊法人でも上記全てのケース、経験がありますので事業計画レヴューを考えているかたは、ぜひ問い合わせフォームより問い合わせください。
